LOOBワークキャンプ&スタディツアー

ワークキャンプ&スタディツアー記録
Archive for Workcamp and Studytour

第34回イロイロ市ワークキャンプ(第1回ナバイスキャンプ)

小学校の児童とお別れ 期間:2009年9月6日~9月17日
開催地:イロイロ市ナバイス
参加者:日本人17名、フィリピン人9名、(スタッフ10名)
 活動内容:
- ホームステイ(9泊)
- スモーキーマウンテン訪問交流
- 上水道(NAWASA)敷設ワーク
- 小学校訪問
- オープン・フォーラム
- フレンドシップナイ
ワーク: 安全な飲み水を子ども達に!
完成した水道タンクの前で 小学校とバランガイホールに水道局の安全な水を引きました。700メートルにわたる堅い道路をひたすら掘り続け、貯水タンクのセメントをひたすらこね続けるという作業でしたが、暑くてもスコールが降ってもゴールにむかって全力投球する頼もしいキャンパー達!このワークにより、児童600人のほかに、周辺住民の数千人が安全な飲料水にアクセスできるようになりました。
小学校訪問: 日本のお正月文化を紹介
真剣に話しを聞く小学校4年生

日本のお正月の過ごし方を紹介した後、絵馬にみたてた紙に子ども達の夢を書いてもらいました。海外で働くお父さんに会いたいという子、家族の健康を願う子、将来の夢を書く子、いろいろな子ども達に会うことができました。

参加者の声1: いっちゃん(聖学院大学、22歳、男性)

「なんでも良いから来てみなよ。絶対人生変わるから。」

もしも

自分の目の前に海外に興味がある人が居るとしたら。
自分の目の前にワークキャンプに興味がある人が居るとしたら。
自分の目の前に人生に悩み、苦しんでいる人が居たら。
自分の目の前に長期休み中、何かをしたい!と思っている人が居たら。
自分の目の前に何でも良いから誰かのために何かをしてみたい人が居るとしたら。

僕はきっと一番最初に書いた言葉を言い、LOOBワークキャンプへの参加を促すでしょう。

もちろん上記の言葉は大げさに言っているつもりはありません。LOOBキャンプに参加したことのある人なら、多少表現は違えど、上記のようなことを言うのではないでしょうか。

僕はLOOBワークキャンプの中でずっと心が動かされ続けました。
鳥肌が立ち、眼球が開き。衝撃を受け続けた11泊12日でした。

スモーキーマウンテンでの臭い、音、光景に衝撃を受け、その中で生活をしている人たちと話を聞き、また衝撃を受けました。これはコミュニティと深 く関わりを持ち、フィリピンに事務所のあるLOOBだからこそ出来ること。本当に貴重な体験でした。そして子ども達を対象に行う英語のアクティビティに参 加しました。劣悪な環境の中で無邪気に笑う子ども達の笑顔は本当に一筋の、でもとても強く輝いている光だと感じました。

水道タンク建設ワークをしている途中、僕達が汗をかいて穴を掘る姿を見て近所の方々が助けてくれることが何度もありました。ある子どもは手で土をかき出してくれ、あるおじさんは家からスコップを持ってきて参加。またある人は僕達のために飲み物を用意してくれました。

ホストファミリーは毎朝僕が朝起きるころにはコーヒーを作ってくれ、ワークで汗だく、ドロまみれになった洋服をナナイ(お母さんを意味する言葉)が全部、しかもシミは1つ無くなるまで徹底して洗ってくれました。ホームステイの最終日が近づき、ナナイとタタイが「ここはあなたの家だからいつでも戻ってきなさい」と言ってくれた時は涙が出そうになりました。

人の優しさをここまで感じ続けられる時間はあったでしょうか。少なくとも僕はありませんでした。

フレンドシップナイトではレチョンバボイ(豚の丸焼き)作りを見ました。その作業はまず、豚を殺す所から始まります。僕達は自分達が食べている肉が少し前まで「生物」だったことを知っていましたでしょうか。当然、知らない人は居ません。
でも、その命が僕達の血肉となるために殺される。その瞬間を見た経験がある人はいるでしょうか。

それはあまりに衝撃的で見るのは辛いことです。豚も真の意味で『必死』です。台にしていたテーブルが壊れるほど彼は暴れ、力の限り鳴きました。
リーダーの男の子が彼の喉を突き刺した数分後、彼は『生物』から『肉』になりました。

他のキャンプではあまりに辛くて見れなかった人も居たと聞きました。
ですが、あの衝撃は忘れられず、今でも深く心に残っています。一生忘れることはないでしょう。本当に見れて良かった思っています。

そしてフレンドシップナイト。一緒の時間を過ごしてきたフィリピン人キャンパー、日本人キャンパー、スタッフ、ホストファミリーみんなで最高の夜を過ごしました。

歌い、叫び、踊り、語り、笑い、笑い、笑い続けた時間でした。
生涯忘れることはないであろう、本当に素晴らしく、最高の時間を過ごしました。

僕はあの日の帰り道、ふと考えました。「国境は誰が、何が作るものなのだろうか」と。

国か?外務省か?総理大臣か?大統領か?
領域的な問題で国境が無くなることはないと思います。

でも心の国境はいつだって自分達の手で消せる。
だってあの日、あの時、あの空間にはそんなもの何処にも無かったじゃないか。
そう確信した、本当に素晴らしく、最高の夜でした。

随分と長くなってしまいました。
自分が過ごした最高の時間を文字にするのってとても難しいことだなぁ、と僕は今、感じています。僕がいくら頭を捻ったって良い文章は書けない。そ れに例え僕が世界最高のライターだって、ノンフィクションライターだってこの体験を文章にしてそれを伝えることは不可能だと思います。
だって体験しないとその魅力は1%だって伝わることは無いと思うからです。

長々と文章をタイプしましたが最終的に言いたいことは最初の一文に全て詰まっているんですよ。
ここまで読んでもらってしまい、申し訳ないのですが^^;

「なんでも良いから来てみなよ。絶対人生変わるから。」
近い未来、遠い未来かは分からない。でもこの文章を読んだあなたが、偶然にもLOOBのHPと出会ったあなたが、フィリピンの土を踏んでいることを楽しみにしています。

参加者の声2: あっち(津田塾大学、20歳、女性)

 本当に楽しい2週間でした。毎日が濃く、色んなことを知りました。私が見たのはフィリピンの中のほんの小さな村だけれど、彼らの生活を体験できて、少し途上国のことを理解できた気がします。
これまで、カナダ、イタリア、インド、韓国へ行き、ホームステイ、旅行、ボランティアを体験してきたけれど、今回が一番現地の人と関わりあえ、気持ちが分かり合えたと思っています。フィリピン人の本当に友達といえる子ができて国の壁を越えれたと思います。

自分のステイした家は10兄弟姉妹の貧困な家庭で、教育サポートを受けている子もいましたが、まったくそれを感じさせないくらい良くしてくれ、色んな人の優しさを感じました。ホームステイできて本当によかったと思っています。ホームステイでなければ本当に現地の人と関われなかったのではないかと思 います。井戸での生活、布団なしの寝床、豚小屋の隣ですごい匂いのする部屋など、観光では絶対体験できなかったと思います。また、貧困でもファミリーのみ んなが自分たちを受け入れてくれたのがとてもうれしかったです。ワークで疲れて帰っても私の家には近所の子ども達がたくさんやってきて、夜が長かったで す。毎日踊ったり歌ったり、怖い話もしたし、ぬりえで遊んだ   り、充実していました。ファミリーーまた会いに行きたいです。ナナイの朝ごはんがまた食 べたいです。

ナヴァイスはフィリピンの中では貧困な村?だったようだけれど、犯罪などまったく起きそうにない明るい地域でした。必ずしも貧困が犯罪に結びつか ないようです。マニラにいた物乞いの人や汚い家と比較して、都心で狭苦しく暮らすよりも、たとえ田舎で水道なしでも、ナヴァイスの生活の方が幸せなのかも しれないと思いました。
また、私は、小学校訪問の時に聞いた子ども達の絵馬のお願いがとても心に残っています。正直そこで泣きそうになりました。家族がみんな一緒に健康 であるようにと願うのはホームステイ先でもいつもナナイが言っていて、当たり前になっている私を含めた日本人と全然違うと思いました。
今年、七夕の時期にアルバイト先で笹を作っていたのですが、そこに書いてある日本の子どものお願いごとはほとんど「~がほしい」というお願いごとで した。それはまったく悪いことではないけれど、日本の子は基本的なことが当たり前に、恵まれているから当たり前になっていることが表れているのだと思いま した。
私はこれから、子ども教育サポートを自分のお金で協力したいです。自分のホームステイした先の子がサポートを受けていると知って、その思いが強まりました。彼らが大きくなったらまた会いにいきたいです。
今回こんなにいい時間が過ごせたのはLOOBが活動中、常にしっかりサポートしてくれたからだと思います。LOOBをインターネットで発見してよかったです、感謝しています。

参加者の声3: こば(熊本学園大学、22歳、女性)

今回LOOBのワークキャンプに初めて参加しました。前に一度別のスタディツアーに参加したことがあって、そのスタディツアーよりもすごく充実していた ワークキャンプになったと思います。今回は学生がほとんどという事で、ちょっとだけ戸惑いました。同じくらいの年の子とお話するのが、あまり得意ではない ので、私にとってはどうやって毎日みんなと話そうかとか、心配することがいっぱいでした。もちろん、英語も得意ではないので、フィリピーノキャンパーとの コミュニケーションはどうしたらいいのかなど・・・・。それに加えて、マニラではみんなもうお友達だったので、イロイロでキャンパーみんなに会えた時は、 『とりあえず、みんなに話かけよう!!』とがんばりました。笑

そんな気持ちで、始まったワークキャンプでしたが、DIGしている間は子ども達の笑顔にすごく癒されました。疲れていても、子ども達が名前呼ん でくれたらがんばれた部分もたくさんありました。正直、DIGは辛かったです。機械だったら、ものの数分で終わってしまうことを毎日少しずつ進めていく地 道な作業。自分の体力のなさにも気付かされました。エリックとかタタイやポールがキラキラして見えました。

小学校では、高学年の女の子数人と仲良くなりました。子ども達は私の名前を1日で覚えてくれて、「こば♪こば♪』と歌ってくれました。感動です。それなのに、私はみんなの名前を覚えるのにたくさん時間がかかってしまいました。そんな私にも、『もう、また名前忘れた の?』と言って毎日名前を教えてくれました。またそんな優しさに感動しました。私が子ども達と遊んでいて一番嬉しかったことは『アルプス1万尺』を子ども が覚えてくれた事です。始めはみんな、シャイでやってくれなかったけど、私には内緒で練習をしてくれていました。教えていない子までも、子ども達同士で教 えあって練習してくれていて、それを見せてくれました。

ホームステイでは、私のナナイは日本についてかなり関心を持っていたので、その事について話をしました。子どもが4ヶ月の小さな子しかいなかっ たけれど、タタイの弟と妹がまだ小学生だったので、家に帰った後は毎日のように遊んで遊んで遊んで。。。疲れて寝る!!!と言う単純な繰り返し。ホームス テイの中で、一番素敵だった事は、みんなで作った折り紙の鶴を竹の棒につるしてお部屋の飾りとしてタタイが作ってくれていた事です。ワークキャンプ中は本 当に『今幸せやなあ』っと思う瞬間がたくさん溢れていました。

ただ、大きく差を感じたのは、衛生面です。食べ物、トイレ、寝床と言った全てのことに、最初は戸惑いました。トイレのにおいもきついし、虫もた くさんいたのを覚えています。よく覚えているのが、一緒に住んでいたタタイのナナイが朝、洗濯用の洗剤で全身洗っていました。そして、その流れ出た水を 飼っているアヒルさん達が、つんつんとつついているのを見て、ダブルショックでした。

また、私のホームステイ先には洗面台が無かったため、歯磨きした後の水もお皿洗った後の水も全て同じ場所に流していました。そのお水を今度はニ ワトリさんがつついているのを見て、もし、子どもやタタイやナナイがそのニワトリを食べるのであれば、それは健康にも良くないんじゃないかと考えながら、 そのニワトリを食べる事を想像して少し気持ちが悪くなりました。ごめんなさい。もし食べていたとしても、それが今の現状なのかなぁと思うと避けれないけど 少し悲しくもなりました。でも、ニワトリはおかずにでてきませんでした。

ご飯については、私のホームステイ先は、ほぼ毎日同じおかずにご飯とスープの繰り返しでした。もちろん、美味しかったけど、スープはインスタン トでした。私達が食べるのはかまわないけど、このご飯を子ども達は毎日食べているの?と思ったら、栄養不足なんだろうなぁと思いました。それと同時に日本 人の子どもが、どれだけ贅沢なのかということに気がつきました。日本は感謝しないといけない事が溢れてるのに、それに気がついていない人、または自分がい て、このワークキャンプは生活を振り返るいい機会にもなりました。日本に居た時に、身近な人や食べ物に毎日感謝しようなんか思わなかったし、心がけてもな かったけど人に感謝することを心がける事とそれを表現する事、ものすごく大事なんやなぁと改めて気づきました。

今回のワークキャンプで素敵な人達にたくさん出会いました。たくさんたくさん、胸がきゅーんとして涙がいっぱい出たことも一生忘れないです。子ども達とキャンパーみんなにまた会える事を夢見て、頑張ろうと思いました。

参加者の声4: だっち(下関市立大学、22歳、男性)

日ごとに感想を書きます!

9月6日、メンバーがそろいマニラで時間を過ごした。移動中のバンで窓から写真を撮ってたら、小さな子どもが窓の外から物乞いをしていたことが一番印象に残った。まだ小さな子どもがあんなことをしないといけない状況なのか、とその時は言葉がなかった。

7日、イロイロ市でフィリピノキャンパーと合流。緊張してたけど一瞬で打ち解けた。ごみ投棄場に着いたら、悪臭で鼻が大変だった。そんな場所で人 々は暮らしている。ビックリした。何にって、そこの人達の明るさに。自分が勝手にイメージしてたものと全然違った。訪問した家庭の女の子はナースになる夢 も持っていた。だけどごみ山は閉鎖されて、仕事を失う人々が出てくるのに手立てがないことがもどかしい。

8~11日、Work!今まであんな原始的な方法で穴を掘り続けたことはなかったけど、辛いとは思わなかった。ワーク前の説明をきいて、自分達の ワークがどれだけ人々の生活に潤いを与えられるかってことだけを頭に入れた。そう思うと頑張れた。キャンパー同士で助け合ったり、子ども達や青年達も手伝っ てくれた。なんであんなに人のために必死になって穴掘ってられるんやろ?逆にボランティアしてもらってるやん!くらいに。

12日、再び投棄場へ。子ども達に楽しく英語を学んでもらうためダンスやゲームをした。子ども達はこの時間を楽しんでいる様子だった。ちなみに自分も かなり楽しんだ。けど子ども達の境遇を考えたら、なぜ笑っていられるのかと思った。子ども達は、皆で作った栄養食をおいしそうにたいらげてくれた。あんだけ奇 麗になくなると気持ちいいな!

13日、家族と過ごす自由な1日やった。釣りしたり、バイク乗せてもらったり、家族でジプニー乗って街に出て教会に行ったりした!日本で過ごす休 日よりも、時間がゆっくりと流れてた。教会では人生初のキリストのお祈りをしたけど、前に座ってた男の子は新顔の自分達を見っぱなしやった。夜は大将と Ronと一緒にお好み焼き作ってあげたら、絶賛やった。近所の人まで食べに来てたし!作り方教えたからナナイ作ってくれてたらいいな。

14日、小学校日本文化紹介。これも頑張ってくれた担当者のおかげで大成功。子ども達が興味を持ってくれるっていいな。自分は先生にはならへんけ ど、こんな子ども達に何かを教えることができたら楽しいやろな!子ども達がお返しにダンスや歌を披露してくれたのには感激した!皆この日のために準備してくれ てんなー。

この日、僕達は1頭のブタを殺し、丸焼きにしておいしく頂きました。動物が肉になるまでの一部始終を見て、正直テンションが下がった。最初は決定 的瞬間を写真に撮ってやろうて思ってたけど、ブタの顔見て鳴き声聞いたら無理やった。自分が食べてきた肉はこう生まれてるんやって思ったら、食べることの 大切さがわかった気がした。

そして夜は僕がリーダーだったFRIENDSHIP NITE!ダンスやゲームを一から考えたり、ルール説明考えたりと大変やったけど、役割分担もできて最高のフィナーレ飾れたから最高の思い出。このキャン プでダンススキルが上がった!踊りすぎて気色悪がられてたけど、最高の夜やった。

15日、オープンフォーラム。日本人、フィリピン人キャンパーそれぞれの熱い思いを聞けて感動した。やっぱり皆一人一人強い意志をもってこのキャンプに参加してるんやなって思った。ここで築いた友情はたとえ遠くにいてもきっとLAST FOREVERやと思う!

16日、ホームステイ最後の日。必死で頑張った水道建設も無事に開通!皆の名前がタンクの下に刻まれてこれからも残っていく証になった。皆が水をくむたびに僕らのこと思い出してくれたらいいな。
キャンプ中一番近くでお世話してくれたファミリーともお別れ。ドロドロの服を毎日洗濯してくれた。たくさんおいしいご飯を食べさせてくれた。イロ ンゴ教えてくれた。毎日最高の笑顔で僕らの疲れを吹っ飛ばしてくれた。普段全然泣かへんし、泣くつもりなんてこれっぽっちもなかった。けど、別れるとき大 泣きしてしまった。ほんま、ナナイ、タタイ、メカ、マイケル、ケンディ、「Palanga ta ka!」
ずっと一緒だったフィリピーノキャンパー、スタッフさん達ともマニラでお別れ。ありがとう!RON!CYCY!そしてジャパニーズ達!!!

17日、全ての日本人に別れを告げ帰国。2週間前と同じ生活に戻った。温かい風呂につかり、テレビを見てアイスを食べる。それが普通と思ってたけど、イロイロで感じた「幸せ」とはまた違うな。
たった2週間やけど、僕にとってはとても大きな経験やった。たくさんのことを学べ、成長できたと思う。でも2週間は短すぎる!もっとNAVAISの人々と交流して、たくさんのことを知りたいし学びたい!

なんか、だらだらと長くなったけど、言いたいことは、「ありがとう」。

参加者の声5: たまな(山形大学、23歳、女性)

正直言って、最初はワークキャンプということ以外に魅力を感じる点がありませんでした。人数が多すぎるようにも感じたし、全部学生ということにも抵抗があ りました。でも始まってみれば、このメンバーだからこそ、ここまで記憶に残る思い出深いキャンプになったのだと改めて思います。それぞれの個性がうまく活 かされて、余すところ無く楽しめた気がします。日本に居たら出会えなかったような人たちとフィリピンで出会えて、同じ目標に向かって頑張れたこと、 LOOBに感謝です。

ワークキャンプの内容は本当に充実していて、こんなこともまでやらせてくれるなんて・・・と感激の連続でした。

特に刺激を受けたのが、LOOBが日本人とフィリピン人で立ち上げたNGOだということです。日本国内でも現地の人と協力して活動しているところ はあるし、海外に拠点を置いている団体は現地の人を雇っていたりするけど、現地の人がその国のためにNGOを立ち上げるということが、どれほど意味がある ことなのかを痛感しました。私は常々、日本で得られる開発途上国の情報に疑問を感じていて、やらせや偏見の写真やテレビ番組に嫌気が差していました。もし かしたら自分が国内に居るというコンプレックスの反動なのかもしれませんが。。。だからこそ、LOOBの活動を見て、参加して現地の人の声が入ることでこ んなにも真実味が生まれるのかと想像以上に刺激を受けました。

フィリピン人キャンパーが参加しているというのも大きな魅力だと思います。彼女たち、彼らと一緒にワークをしているということだけで、自分の行動 に自身と意義を感じるし、何よりカルチャーショックジャンキーの私にとってはまたとない機会!!同じくらいの年月を、違う国で過ごすとこんな風に考え方が 変わるのか!!とワクワクどきどきしっぱなしの毎日でした。でもやっぱり日本とフィリピンという国の差は大きくて、日本はお金のある国なんだと感じる瞬間 もたくさんあって、少し切なくなりました。サンデーホームステイのときも、タタイに「日本人は金持ちだなぁ~」と冗談交じりに言われたことにショックを受 けてしまいました。いつもホストファミリーに優しくしてもらって、本当の子どものように接してもらって、自分はこの国の一員と思いたかったわけではないけ ど、実は私たちの行動一つ一つがフィリピンの人たちには違う国の人間なんだと思わせていたことがショックでした。

でも私が一人で切なくなっていただけで、キャンプのプログラム自体は、全てが充実感にあふれていて、ほんとうに素敵な毎日でした!!このワークキャンプに参加できて本当に良かった!!
LOOBってすごいですよ。ほんと。これからもLOOBのために、フィリピンのために、日本に帰った後の自分のために、たくさんたくさん勉強させていただきます。

参加者の声6: うっかり(一橋大学、21歳、女性)

「どうもありがとう!!!!!」
これが、このキャンプを終えての一言です。自分たちの見えないところでも諸々のご尽力等をしてくださったLOOBスタッフのみなさんへの感謝はも ちろん、一緒に素敵過ぎるキャンプを作ったキャンパーのみなさんにも、私たちを受け入れてくださった学校や行政、ナバイスの家族、ご近所さんや子どもたち にも、すべての人に感謝の意を伝えたい、というのが帰国後1週間経っての心境です。

11日間は本当にあっと言う間でしたが、自分の価値観を究極まで相対化して、相手のそれを認めつつ、互いが互いにとって一番気持ちよく、楽しくなれるポイントを探って・・・という作業の連続で、本当に刺激的かつ充実した時間を過ごせました。

今回は水道建設ワークを主に担当させていただきましたが、ひたすら掘る、セメントをこねる、そして埋める、という極めてシンプルでハードな作業がここまで 面白いとは、またここまでバランガイの人たちが協力してくれるものとは思いもしませんでした。今、東京に帰って思い返すと、フィリピンにいる時には「日本 と陸続きの場所にいるよう」に感じていたあの場所・時間が、まるでテレビのドキュメンタリーでも見ているかのようで、「夢のような」ものとなっています。

突然の豪雨にはしゃいで、英語で冗談を交わしながら汗を流し、くだらない下ネタに笑って、時々真面目に将来のことを語ったりして、学校帰りの子 どもたちと歌って踊って、また作業に戻る。一人で作業をがんばりすぎている仲間には容赦なくちょっかいを出し、ついでに無意味に周りのキャンパーにちょっ かいを出し、結局作業の円滑な進行を妨害していたようなものですが、楽しかったし地元の方々のお力添えもあって無事最終日には作業を終えられたから、 “OK-na!!”。ついでに言えば、作業と泥遊びで服をでろでろに汚して帰ると、ナナイ(ホストマザー)が“Ahhhh、DIRTY!!!”ととびきり の褒め言葉をくれ、みんなが笑ってくれるのが毎回の楽しみでした。

「体力とテンションに自信」「一番長く、全体と関われるポジション」という理由で立候補したコミュニティワークリーダーでしたが、まさに想像以上 の収穫でした。たとえばリーダー仲間のThai-show、SAKIと3人での小さなミーティングは意見も出やすく、互いの労をねぎらいながらそれぞれの ワークの考え方や実際の効率等についてじっくり話しあえたという点も、自分が素敵なポジションにいられたと思う理由のひとつです。

あとは、このみんなの努力の集大成が現地の方々の生活の役に立てば、本当の意味で “CONGRATULATION!!!”にふさわしいワークとなるのだと思います。ただのおせっかい、自己満足に終わらないワークとなることを、心から祈っています。

他にも、フィリピン人の生活と音楽、スモーキーマウンテンでの衝撃、ゴミに対しての意識の違い、「生き物」が「物」になる瞬間の痛み、自分の生活 のありがたみとさびしさ、将来のこと、新しい仲間のこと、生き物との関わり、宗教、家族観、とにかくたくさんのことを学んで、感じて、気づいた11日間で した。次回またLOOBで活動させていただくときまでに、もっと賢く、もっと深く、もっと楽しい人間になっておこうと思います!!