LOOBワークキャンプ&スタディツアー

ワークキャンプ&スタディツアー記録
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第30回記念エコキャンプ

期間:2008年2月17日~3月7日
開催地: パナイ島ナムコン&ギマラス島ナムコン
参加者: 日本人12名(+スタッフ2名)
フィリピン人6名
活動内容:
- フィリピン大学での英語研修
- マングローブ植林(13,000本)
- ホームステイ (ナムコン13泊、ギマラス3泊)
- スモーキーマウンテン訪問交流)
- 小学校/高校での環境フォーラム
- 文化交流祭(フレンドシップナイト)
第1週目: ↓ 英語力向上とスタディツアーで問題を「考える」
フィリピン大学の英語研修では環境フィールドワークを通して、チームワーク作り。
スモーキーマウンテンの自然破壊の現状を視察して、地域の環境問題などを考えました。
第2週目 ↓ マングローブ植林やごみ拾いで、実践的に「動く」
ギマラス島の海洋保護地区でマングローブ(1万3,000本)を植樹したり、ごみ回収のない村でごみ拾い。実践的な地域貢献ととともに、フィリピンの子ども達に伝えていきたい環境のテーマを絞っていきました。
第3週目 ↓ フィリピンの子たち達に自分達の考えを「伝える」
小学校と高校で、キャンパー達の経験に基づいた環境教育を実施。
次世代を担う子ども達と「地球の未来を考えるプログラム」という特別授業を行いました。
参加者の声 1. YUKA(23歳)

 Eco単語が難しかったフィリピン大学(UP)での授業、炎天下の下マングローブを植えた事、フレンドシップナイト料理で白玉に苦戦した事など全部が楽しい思い出です。印象に残る出来事を二つ挙げたいと思います。

一つ目は私達の置かれている環境を再認識できた事。日本は道路も整備されてゴミも落ちていない。ゴミ処理システム、下水道も整備され生活環境はとても良い。一方フィリピンの道路にはゴミが落ち、ダンプサイドには分別されていないゴミが集められ放置されていた。そこに住む近隣住民は悪臭に耐え、汚水が流れる川から魚を獲り生活していて、靴を履かない子ども達は怪我もしていた。今まで見えなかった間逆の環境を見て言葉を失ったこと。比人キャンパーからの言葉に よって始めて客観的に日本の現状を理解し、何かしなきゃと感じたこと。あの時感じた気持ちは私にとって非常に大きな収穫で、今後日本で身近なことから行動 しなければと感じさせられた。

二つ目はフィリピン人の性格から学べた事。二年前にキャンプに参加したときと変わらず、フィリピン人は 温かかったことが嬉しく、とても懐かしく感じました。ジョークが好きな面も包み隠さず言葉にする表現も日本で育った私からすると戸惑う場面もあったが、そ こにあるものは純粋な優しさでした。 sisterのshengを始めタタイ、ナナイ、ステイ先の子ども達と過ごした時間は本当にかけがえのない時間です。Shengは本当に面白くて一緒にいる と私自身が素でいられました。そして何よりみんなと3週間一緒に過ごして、笑ったり、泣いたりした濃いキャンプを忘れません! スタッフの皆さんありがとうございました!

参加者の声 2. SEIKOU (20歳)

 今回のエコキャンプはプログラム内容も英語研修、フレンドシップナイトと盛りだくさんでしたが何といってもエコ!ということで子ども環境フォーラムが印象的でした。小学校、高校で授業をするのですが、最初の話し合いの段階ではほぼ全員の日本人キャンパーが解決策の提示という方法で授業を行うと考えていました。

しかし「解決策を示すには、何が問題かはっきりわかっていなければならない」と言われ、そりゃそうだと感じたにもかかわらず、よくよく現状を話してもらう とごみの分別の場合、分別するゴミ箱が無いうえ、分別しても混ぜられて一緒に投棄場に捨てられる、という日本人の感覚でしか考えてなければ分からないこと に気づきました。

今回のキャンプテーマは「先進国と途上国の二つの視点に立ち、地球環境の保護のため、今私たちに何ができるかを考える」というもの。結局現地の複雑な問題 をはっきり理解することは難しく、学校では子ども達に環境に対する意識付けをし、次年度からの環境の授業の導入となることを目標にして行いました。授業自 体はとても楽しく子ども達のノリの良さに感動!ただやはり現地のことをあまりに知らず、解決策を見つけられないことが悔しかったです。 とにかく毎日何か起こってて最高に刺激的でした!ほんと感謝です。

参加者の声 3. CHIYO (27歳)

 今回はエコキャンプということで、難しいテーマだと思いましたが、私たちにも身近なゴミ問題に特に焦点をあて、日本とフィリピンとのゴミの分別、意識の違 いなどを学べました。日本ではゴミ焼却炉があり、分別してそれぞれの処理がされていると思います。しかし、現在フィリピンでは、あらゆるゴミとされるもの が結局のところ、スモーキーマウンテンに投棄するという現実を知りました。

また、私は日本で何ができるのか考えなくてはならないと思いました。フィリピンの現状を見て、フィリピン人キャンパーとも一緒にゴミ問題を考え、学校訪問 もさせてもらい「ゴミを減らしていかなければならない。」とプレゼンもしました。フィリピンに行って、ゴミ問題に対し意見したものの、果たして自分はそのために日本で何かしているのか? ゴミを減らしていくためには自分には何ができるのかという意識を持つ人が、一人から十人、十人から百人、百人から千人って増えていったら、それだけでも何 か変わることがあるのではないかと思います。

毎回キャンプに参加した後は、楽しかったーとか、また行きたーいとか思うだけでしたが、今回のキャンプではいつもと違う視点からフィリピンという国を見る ことができ、いつもと違うことを感じられたので、より有意義な滞在ができたと思います。若い元気な仲間とも出会えたことにも感謝です(笑)。ありがとうございました!