LOOBワークキャンプ&スタディツアー

ワークキャンプ&スタディツアー記録
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第24回ギマラス島ワークキャンプ

期間:2008年2月16日~2月27日
開催地: ギマラス島タラバハン
参加者: 日本人11名、フィリピン人6名
活動内容:
・スモーキーマウンテン訪問
・マングローブ植林
・ホームステイ
・無人島Kids Camp開催
・小学校&高校で日本文化紹介
・フレンドシップナイト
ワーク・プロジェクト(マングローブ植林)

(写真上) 環境天然資源省(DENR)の要請でギマラス島南部の海洋保護地区にマングローブを植林。予定の1万本を上回り、1万6,000本の苗を植樹することができました。

第1回無人島Kids Camp

このワークキャンプの中で、記念すべき第1回の無人島キッズキャンプを実施することができました。週末に貧困地域の子供たち35名を招待してチームビルディングのアクティビティを通して、2つの国の青年たち、3つの地域の子供たちが言葉を超えて交流しました。

日本人キャンパーの声 AKINA

 私が今回このワークキャンプに参加しのは、ボランティアに興味があったり、写真を撮りたいと思ったからだったが、実は他にも理由があった。 私は人と何かをやるのが苦手で、1人が好きなタイプだった。そして子供と遊ぶのも苦手。兄弟がいないせいか子供との接し方がわからなかった。そんな自分を変えたいと思い、敢えて苦手なことにチャレンジしようと考えたのだった。

ギマラス島を選んだのもパナイ島に比べ子供と交流する機会が多そうだと思ったからだ。 そんな理由もあり、キャンプ中初めての交流となるスモーキーマウンテンの子供達と会う迄は不安でいっぱいだった。しかし、いざ行ってみると子供達から私の 方に寄ってきてくれた。大きく見開き、きらきら輝いた瞳がそこにはあった。そんな子供達に見つめられるとこちらまでとびきりの笑顔になってしまう。接し方 なんて考えている間も無く、ひたすら子供達の手を取り笑いあった。もう不安は吹っ飛んでいた。

訪問した小学校、高校、島の子供達も初めは恥ずかしそうにしているが、少し時が経つと「Akina!」と駆け寄って来てくれ、すぐに仲良く なれた。出会った子はどの子も皆輝いた眼差しをしていて、人を明るくさせてくれる力があった。日本ではなかなか目に出来ない姿だ。物の豊富さで言えば日本 の方が豊であるのに、心は貧しいと感じる。幸せとは一体何だろうかと改めて考えさせられた一時であった。

そして、協調性に欠ける私にとってもう1つの不安だったキャンプ生活。こんな私なので正直初めのうちは話し合い等身に入らなかった。(ごめん なさい!)しかし、皆で1つ1つのアクティビティーを成し遂げていくうちに、大きな達成感を得られ、皆で協力すれば大きなものが出来ることに気付かされ た。

また、ステイ先やワーク、日々の生活の中でもいつも誰かが傍に居て、1人になる事は決して無かった。いつも自分を気に掛けてくれる人の存在を 感じ、1人の無力さを痛感した。皆の温かさに触れ、寂しかった私の心も温かくなった気がした。 今回のキャンプでは苦手の克服と共に言葉には表せない程の素晴らしい経験をすることが出来た。しかし、私の中ではまだまだ課題も残っている。その1つは 英語のコミュニケーションだ。オープンフォーラムでも英語力が足りなかったと話したが、それは英語力の問題ではなく自ら英語を話そうとする積極性が足りな かったのだ。キャンプ中それに気付いていたのに結局最後迄出来ずに終ってしまった。実は、アクティビティーの中で説明が上手く伝えられなかったことで自信 を失い、英語を話すことに消極的になってしまったのだ。その姿勢を変えられなかったことがとても悔しい。

2つめはゴミについて。最終日、イロイロでの買い物の際、私はスモーキーマウンテンで人々が拾っていたジュースのパックと同じ物を買い、飲み終えたあと 何の躊躇も無くゴミ箱に捨てたのだ。今思い返すと物凄く複雑な気持ちになる。私が捨てたゴミをスモーキーマウンテンで出会った人々、子供達がまた拾いお金 にする。ふと、輪に入らずにどこか寂しそうな男の子達の顔が頭に浮かんだ。今思えば、あの子達の表情はこのような現実を見据えていたかのように感じる。フ レンドシップナイトで出たたくさんの紙皿等も気になった。ゴミを巡る問題について学んだにも関わらず、何も考えず行動していた自分が情けない。  

そして最後はLOOB、フィリピンについて知識が乏しかったこと。日本に戻ってからLOOBのHPを見ていると、生活支援の他にも平和についての活動等、日々様々な活動をしている事を知った。

これら多くの出来なかった事に挑戦する為にも、もう1度ワークキャンプに参加したい。ゴミ問題についても、それ迄に日本で自分なりにより深く考え、現地で行動に表せたらと思う。 最後になりましたが、素晴らしい経験をさせて下さったLOOBの皆さん、そして関わって下さった全ての皆さん、本当にありがとうございました。Salamat!!