LOOBワークキャンプ&スタディツアー

ワークキャンプ&スタディツアー記録
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第15回パナイ島ワークキャンプ

ワークキャンプ:井戸完成! 期間:2006年3月6日~3月15日
開催地: パナイ島ティグバワン・ナムコン
参加者: 日本人4名、比人4名、スタッフ十数名
活動内容:
・ワーク(井戸堀り)
・ホームステイ
・小学校訪問
・フレンドシップナイト
ワーク・プロジェクト(再定住地域のための井戸掘り)
ワークキャンプ:井戸掘りの様子第12回ワークキャンプに続きバランガイ(政府の最小単位)ナムコンとの協同プロジェクト第2弾。海岸沿いのスクワッター(不法定住者)の再定住区となる地区に井戸を掘りました。
15フィートの深さを掘りますが、10フィートほど掘ったところ、水がちょぼちょぼと湧き出し、これを汲み出しながら掘る作業はとても労力がいりました。完成したときの感動はひとしおでした!
参加者の声 1. SEKI

まず一言、本当にありがとうございました、とみなさんに言いたいです。きっかけは同じ寮に住むヨッシー君が掲示板に張り紙をしていて、それをたまたま見つけて参加しました。

マニラ観光について、まず物乞いの子供達に驚きました。実際にあのように手を出されると何かあげたい気持ちがしました。写真を撮るととても喜び、やはり子供なんだなと思いました。あのような子供たちはいつから物乞いをしだすのかが疑問です。親が教えるのかそれとも周りの子供たちをまねるのか。どの子も6, 7才ぐらいでそれより年を重ねた子は物乞いなどしていませんでした。やはり恥ずかしいのでしょうか。

現地に到着し、いきなり手厚い歓迎を受け多少戸惑いながらもそれまで抱いていた不安は吹き飛びました。車の中でもブラザーのボンボンはしゃべりっぱなし。英語での会話になんどもWhat?を繰り返しながらも楽しく過ごせました。フィリピンキャンパーは日本人の扱いに慣れているのかとても世話好きでいつも助けてくれました。食事、洗濯、風呂、買い物など彼らがいたからこそこのキャンプを楽しめたことは言うまでもありません。日本人キャンパーの間でも話は出たのですが、なぜあそこまで親切で温かい振る舞いができるのかが不思議で、そしてとてもありがたかったです。口では言い切れないほど感謝の気持ちでいっぱいです。

ワークについて、想像以上の暑さの中みんなで井戸を掘った事は一生忘れないでしょう。土木を専攻している僕にとって、土の感触、泥のにおい、セメントの色、 流れ出る汗、その全てが経験として蓄積されました。思い出に残っているのがバナナのおやつ。蒸しバナナから揚げバナナまで幅広いバナナ料理を堪能しました。ワークが完成したときはホッとしました。何回もバケツに泥を汲み外へ出す作業。ワーク中にキャンパーやスタッフといろんなことを話しました。

ホームステイについて、けん玉を子供たちがすごく気に入ってくれて、持って行ってよかったと思います。梅干は予想通り不評でしたが。子供たちが何よりもかわいくて、そして家のお手伝いを非常によくします。朝は早くから井戸の水を汲んできてマアヨンアガ、と笑顔で挨拶。生活レベルは日本よりもかなり下ですが、優しさ温かさははるかに上。毎朝ボンボンがいれてくれるコーヒーはとてもおいしかっ たです。

ナイトについて、思った以上に盛り上がりました。ミスゲイで優勝できなかったことは今でも悔やまれますがたくさんの人に笑いを提供できたことはとても嬉しかったです。次は絶対優勝してやる。

小学校訪問では準備にとても手間取りましたが、当日のできはかなりよかったです。○×クイズでは一喜一憂し、鶴の折り紙講習では分からないなりに一生懸命に紙を折り、最後には照れくさそうに自分の夢を発表する。みな純粋な目をしていました。また行きます。ありがとうございました。

参加者の声 2. HAMA

スタッフ・キャンパーの皆さん、本当にどうもありがとうございました。おかげさまで学生時代の最後に最高の経験ができ、素晴らしい思い出を作ることができました。

ワークキャンプに参加した理由は、海外でのボランティアワーク・ホームステイ・学校訪問・・・etc.といったプログラムは今まで体験したことのないことばかりで、非常に興味を持ったためです。ワークキャンプのプログラムでは、現地の方との交流だけでなく、実際の生活も肌で感じることができるのが非常に魅力的で、もうすぐ社会人になる私にとって、経験したことのないような環境に身をおくことは、非常に意義深いものになると思い参加を決めました。

ホームステイの初日に一番驚いたのが、お風呂でした。渡航する前から、お風呂は水浴び程度と聞いていたので、ある程度予想していたのですが、まさか直立できない状態での水浴びだとは思ってもいませんでした。灯りもろうそく一本のみ。最初は戸惑い、かなりの時間をバスタイムに費やしてしまいましたが、二日目からはどうってことなく、要領よく水浴びをしていました。正直、自分の適応能力に驚きましたが(笑)

その水浴びやトイレ、洗濯、食器洗い用の水は井戸水から汲んでくる必要があり、自分もその水運びをよくしました。日本では蛇口をひねればきれいな水がでてきますが、この水運びを体験することによって、水のありがたさを身をもって感じました。日本では当たり前のことが、海外では当たり前ではないんだなと思い、日本に居るときの自分の物差しでは現地では生活していけないと思いました。

このことは、オープンフォーラムのときにも感じました。生活観、職業観、恋愛観など日本とフィリピンでは考え方が違っている部分が多くあることを学びました。しかし、考え方が違うからといって、お互いを敬遠するのではなく、考え方を可能な限り尊重し、受け入れていく必要があると思いました。これは、社会人になっても通じることだと思います。社会には多種多様な価値観を持っている人がいますし、そういった環境でコミュニケーションをとりながら物事を進めていくには、正面からぶつかっているだけでは何も生まれないし、よい方向へは進んでいかないと考えます。

また、人の温かさをものすごく感じたキャンプでもありました。ブラザーのエリックは僕が洗濯をしていると、僕よりも多くの洗濯をしてくれたし、ホームステイ先でうまくファミリーの方とコミュニケーションが取れるように色んな手助けをしてくれました。子供達も僕が重いものを持っていると、すぐに寄ってきてくれて荷物を持ってくれました。大人の方も、子供達が危ない遊びをしていれば、他人の子供であってもすぐに注意をしていました。果たして同じような光景を日本でどれだけ見られるでしょうか?

今後は、この見たまま、感じたままのことを周りの人に伝えたいと思っています。そして、今後もLOOBの活動を応援し続けさせて頂きます。ありがとうございました!

参加者の声 3. HARUKA

第15回パナイ島ワークキャンプに参加して、たくさんのことを学びました。出発前は本当に想像出来なくて、私は本当に行くのだろうかとさえも、思っていました。でも、本当に行ってよかったです。

ワークに関しては、井戸掘りは、楽しかったです。日本に居る時は過去はもちろん、今後も味わうことが出来ないと思います。はじめは地面だったのに、最後にはちゃんと井戸が出来てて、感動と驚きでした。こんな短期間で、完成しちゃうことに驚きました。ワーク中の私の心持ちに関しては、自分の出来ることがあれば何でもやりたいと思ってたんですが、専門的なことだったのと慣れてないということでほとんど出来なくて残念です。いざやらせてもらっても、中・高、運動部に所属してきたのにも関わらず、難しかったです。

ホームステイでは、ホストファミリーが本当に良かったです。何よりも居心地が良かったです。ご飯も美味しくて、特に、魚が海の味でした。家族とはもっとコミュニケーションをとりたかったです。夜に疲れてしまい早く寝てしまっていました。家族は、私たちに気を使って遅くまで起きていてくれたのに、申し訳ないです。お土産に関してなんですけど、私は、鉛筆とノートをいっぱい持っていったんですが、自分の趣味で選んだので、女の子っぽいものばかり持っていきました。だけど、うちにいた子供たちは男の子でした。あまり、喜ばれず、失敗でした。

そして、フレンドシップナイトでは、プログラムはトントントンと決まったのですが、準備に取りかかるのは遅かったと思いました。私は、準備・練習をしておかなければ出来ない人なので、周りのみんなの進行のうまさや、プロ性に感激しました。フレンドシップナイト自体は、本当に楽しかったです。現地の皆さんにも、楽しめてもらえたと思います。また、スクールアクティビィティでは、子供たちがちゃんと参加してくれて嬉しかったです。でも、私の反省点は、折り紙を折るところで、もっと分かり易い折り方をすればよかったのと、英語でちゃんと説明できればよかったと後悔しました。フレンドシップナイトも、スクールアクティビィティでも、もっと人前に出ることに慣れなければならないなと痛感しました。

今回フィリピンに行って、本当に素晴らしい経験をしました。あんなに高いやしの木が立ってることも、家が竹で出来てることも、気温がずっと暑いことも、トイレ、お風呂の入り方、何よりも人々の温かさには感動しました。オープンフォーラムで知った、男性から女性へのコーティングについては、本当に驚きました。こんなに冷めている私でも、愛って素敵だなと思えました。それから、動物を殺すときの心の痛み、でも、この動物たちが犠牲になってるおかげで私たちは生きていけるんだなと思いました。みんなで釣りに行ったことも、釣れなくて、釣り自体は本当は飽きてたんですが、みんなで行くということが楽しかったです。

そして、海の上から見た陸はきれいでした。ホストシスターだったドロシー、いつも優しくて、何でも教えてくれ、助けてくれました。自分の英語力がもっとあればもっと会話できたのにと思いました。だから、もっと英会話を上達させます。また、いつか参加したいと思ってます。そのときは、もっと積極的に関わっていきたいし、もっと堂々としてたいと思ってます。言葉では、書ききれないほどの経験をどうもありがとうございました。LOOBのスタッフ・キャンパーの皆様、現地の皆様に本当に感謝しています。ありがとうございました。

参加者の声 4. MIKA

はじめに、今回初めてフィリピンに行って見てみて感じたことは、環境問題やゴミ問題に関して無頓着な人が多いのではないかということでした。マニラやイロイロ市内のスモーキーマウンテンにはかなり衝撃を受けましたし、現地の人は自分の敷地内であろうとなかろうと何でもポイ捨てしているのをよく見かけました。環境にうるさい私たち日本人からするとそれがよく理解できないというか、あんなに美しい自然があるのにこういったことが積み重なって将来的にそれが破壊されてしまったらとても悲しいことだと思いました。私は勉強不足でフィリピンの政治についてはほとんど知らないのですが、やはり政治が内側から変わらない限りこの問題は改善されないのではないかと思います。

ワークキャンプについてですが、最初はキャンパーの人数が少ないということでかなり不安でしたが、終わってみると少なくてよかったという気がしています。毎日暑い中でのハードワークでしたが、一人ひとりをより深く知ることができたし、最初から最後まで笑いが耐えなくて、皆一生懸命で、充実した毎日を送ることができたと思います。 井戸を作るということは私にとって初めての経験で疑問だらけだったし、やはり力不足を感じましたが、皆でひとつの事を仕上げたということは私にとってとても心に残る経験となりました。 今回のワークキャンプに参加して本当によかったと思える一番の理由は、沢山の人と出会えたことであると思います。キャンパー、スタッフ、ファミリーなど様々な人が関わるこのキャンプで、様々なバックグラウンドを背負って生きている人々の生の話を聞くことができたことは、私にとってすごく貴重な体験になったし、これからの自分の人生を考える上で刺激になりました。
そのなかで特に感じたことは、ほとんどの人が焦らずに周囲に流されずに自分の目標に向かって努力していて、自分だけの人生を生きているということでした。日本では周りの友達が皆就活を始めて、キャンプ参加前は私自身も将来についていろいろと迷っていたのですが、帰国して改めて考えてみて、やはり私も将来の目標を諦めずに少しでもそれに近づけるように努力していこうと決めました。今このように考えることができるのは今回の出会いのおかげだと思って皆にすごく感謝しています。
今後もこの貴重な経験を無駄にしないように頑張っていきたいですし、もし機会があったらまたキャンプに参加してみたいです。