青少年育成とコミュニティ開発のフィリピンNGO LOOB

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スモーキーマウンテン住民支援事業

スモーキーマウンテンLOOBでは、ウェストピッカーの住民組織(UCLA)に対し、フェアトレードによる生計支援と子ども達の学童という2つの活動を実施しています。人々の生活の質を向上し、貧困のスパイラルを断ち切るための活動です。

ごみ投機場の環境/労働問題

イロイロ市郊外の田畑が広がる地域に、人口50万人から出るごみを受け入れているごみ投機場があります。

ごみ山は、Basulahan(ごみ箱、ごみを溜める場所という意味)と呼ばれ、フィリピンでは長らく積み上げるだけのオープンダンピング法が主流でした。このため、大量のハエ、強烈な悪臭、汚水の流出、危険廃棄物、ガス等による火災が発生し、周辺地域の環境に悪影響を及ぼしてきました。特に乾季は火山のようにごみ山の中からプスプスと白い煙が吹き出し、これがスモーキーマウンテンと呼ばれる所以になっています。

30メートルを越す灰色のごみ山の周辺には約4,000人が住んでおり、住民の約10分の一が資源ごみを回収して生活するウェイストピッカーです。親の収入を補うため、劣悪な環境で、多くの子ども達が資源ごみの回収作業に従事してきました。衛生埋立地の開設に伴い、労働環境は徐々に改善しつつあります。

フィリピンにごみ山はいくつある?

ごみ投機場フィリピンには81の州があり、144の市と1,490の町があります。最下の行政単位バランガイは41,995あります。マニラ、セブ、ダバオ、イロイロ、カガヤンデオロなど、人口20万人以上で政府から高度都市(highly-urbanized City)に指定された市は35あります。

ドイツ技術協力会社(GTZ)のレポートによると、フィリピンのごみ排出量は全国で1日当たり36,000トン、マニラ首都圏だけで8,600トンです。ごみ処理施設は、衛生埋立処分場(Sanitary Landfill)が45あります。昔ながらのオープンダンピング(Open Dumps)または埋立 (Controlled Dumps)方式は、946(このうち69が衛生埋立処分場に転換中)あります。つまりフィリピン全土で見ると、ごみ山の数は1,000近くあるといえるようです。

イロイロ市ごみ投棄場について(2014年データ)

正式名称は「イロイロ市カラフナンごみ投機場」(1989年開設)。面積は東京ドーム5.6倍に相当する26ヘクタール。市内のごみの回収率は85%以上。2009年10月より市民のごみ分別義務化がスタートしましたが、罰則規定がなく現在もほぼ分別されずに投棄されています。1日当たり180~300トンのごみが捨てられ、現在の蓄積量は約30万立方メートル。ごみから出た汚水は、すぐ麓のカラフナン川に流れ込み、その川水は水田に直接使われています。 公衆衛生と環境保護の観点から、固形廃棄物処理法に沿って、ドイツの技術協力公社GTZが衛生埋立地を建設しました。

さらに詳しくは

ウェストピッカー住民組織(UCLA)へのサポート

LOOBは2007 年から、ごみ投機場の管理主体であるイロイロ市公共サービス局(GSO)および教育省(DepEd)と連携して、ウェストピッカー住民組織(UCLA)に包括的な自立支援を行っています。

詳しくは

これらの活動を支えて頂けるスモーキーマウンテン事業会員(年間10,000円)を随時募集しております。