青少年育成とコミュニティ開発のフィリピンNGO LOOB

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2018年夏 教職員スタディツアー参加者募集!

フィリピンで情熱チャージ!現地の教育現場から多様性を学ぶ旅

このスタディツアーは日本の教職現場に生きる方々が集まり、「子どもと貧困・教育」というテーマで、人権感覚を磨きあうプログラムです。多様な社会や価値観と出会い、明日に向けたエネルギーの補充になります。常夏の太陽、明るい笑顔、ココナツの木、おいしい食べ物に包まれた村で、心も体もリセットしませんか?

募集概要

日程 2018年8月11日(土)~15日(水)4泊5日
新日程2018年8月11日(土)~16日(木)5泊6日
参加費 現地集合43,000円(+航空券は各自手配で約8万円前後)

[参加費に含まれるもの]
・イロイロ空港送迎
・現地滞在費(移動費、食費込み)
・現地活動費、訪問先調整費など
・LOOBのTシャツ1枚
・LOOB賛助会費(3,000円)
・プログラム申込金(10,000円)
[参加費に含まれないもの]
・日本~イロイロまでの航空券
・海外旅行保険3,000円前後
・お小遣い5,000~10,000円前後
定員 子ども教育関係者約15名前後
開催場所 フィリピン・パナイ島イロイロ市
締切 2018年7月中旬(定員に満たない場合は募集継続。航空券が取れる限りは直前でも受付可能)
活動内容
  • 1.学校でボランティア授業
  • 2.都市貧困エリアの訪問交流
  • 3.ホームステイ2泊
  • 4.プレゼン発表会 
  • 5.世界遺産訪問/観光

LOOBのプログラムが面白い3つの理由!

①現地ユースと共同生活!

初日からLOOBの現地ユースボランティアが合流し、最終日まで一緒に活動します。ブラザー、シスターと呼び合う仲になり、フィリピンのことを教えてもらえます。

②現地に根差したNGO活動から学ぶ!

LOOBが住民組織と共に行っている教育サポートや学童を視察します。「子どもと貧困・教育」というテーマで意見交換を積極的に行います。

③現地の体験を英語でアウトプット!

ツアーの最後には、一緒に過ごした仲間とオープンフォーラムで経験を振り返ります。アウトプットすることでさらに経験を深めることができます。

スタディツアーの活動ポイント!

参加者は初日にグループで調査テーマを決定し、現地ボランティアの助けを借りながら、下記1~3の活動を体験します。最終日にみなで発表会を行います。

1.学校でボランティア授業

公立学校を訪問し、日本を紹介する特別授業をお願いしております。子ども達に教えることで、現地の教育現場を体感することができます。授業の後は、現地の先生方との懇談会。フィリピンの教育の現状や課題についての意見交流も行います。

2.都市貧困エリアの訪問

LOOBが支援するごみ投棄場のある地域、もしくは先住民コミュニティのいずれかを訪問します。経済発展の一方で増え続ける都市貧困生活者のお話しを聞きます。女性の生計支援プロジェクトも視察します。

3.ホームステイ 

一般的なご家庭に2泊ホームステイさせて頂きます。受け入れ先のご家庭は、決して裕福ではありませんが、人と人が協力する暮らしの中で、新しい価値観をたくさん見つけることができます。

4.プレゼン発表会

ツアーの最後には、上記の3つの活動を通して発見したことをグループで発表します。日本人だけで考えるのではなく、一緒に過ごしてきたフィリピン人ボランティアとの経験の振り返りとなります。

5.世界遺産訪問/観光

もちろん学びだけでなく、世界遺産の教会を訪問したり、観光やショッピングの時間も取っております。

活動スケジュール *詳細は案内書をご覧ください

8月11日(土) 【推奨便フィリピン航空PR2145】
マニラ17:00発→イロイロ18:05
もしくは6時までに到着する便。前泊も可
フィリピンボランティアと合流
シェアハウス宿泊
8月12日(日) 午前:オリエンテーション&テーマシェア
午後:ごみ山もしくは先住民コミュニティ訪問訪問
夕方:ホームステイ先の漁村へ(子ども達と交流、フィリピン料理体験)
ホームステイ
8月13日(月) 午前:高校訪問&意見交換会
午後:ランチ&オープンタイム@世界遺産の教会
夕方:ホームステイ先へ
ホームステイ
8月14日(火) 午前:小学校を訪問&交流授業
午後:リクエスト受付中
シェアハウス宿泊
8月15日(水) 午前:プレゼン発表会&評価会
午後:イロイロ市観光&ショッピング
シェアハウス宿泊
8月16日(木) 【推奨便フィリピン航空PR2142】
イロイロ10:05発→マニラ11:15着
もしくはこの前に出発する便。後泊も可

 

プログラム申込みまでの流れ

STEP 1 このページの内容をPDFでダウンロード頂けます。フォームからご請求下さい。

LOOBスタディツアーPDF案内書

STEP 2 申込みは下記フォームから

STEP 3 申込金と会費の13,000円(参加費に含まれます)をお振込み頂くと、正式な申込となります。振込口座はこちら

STEP 4 国際線と国内線の手配(以下は2018年6月23日時点の料金)

STEP3と平行して航空券との手配を進めて下さい。不慣れな方には、LOOBがアシスト可能です。日本から他の参加者と一緒にいけるよう、事務局と調整して下さい。
【成田から】8月10日(金)~8月16日(木)フィリピン航空利用 83,830円
【中部から】8月10日(金)~8月16日(木)セブパシフィック航空利用 69,830円
【関空から】8月10日(金)~8月16日(木)セブパシフィック航空利用 63,700円

STEP 5 オンライン事前研修

参加が確定したらいつでも受付可能です。渡航案内書などをお送りします。




参加者の声

Vol.1 なむら先生

スモーキーマウンテン

スモーキーマウンテンに行くために、長靴に履き替え出発した。しばらく歩くとゴミの山が見えた。あまりのゴミの量に驚いた。見えているゴミの山の向こうにまたゴミ。人の姿がないので作業はしていないのかと思いながら、どんどん歩いて行った。すると、ゴミを平らにならすための作業車の向こうにたくさんの人が見えた。暑い日で、歩くだけでも汗がでる。当然においもある。リサイクルできるものを集める仕事をする人の間に、子どもたちが仕事をしていた。大人でも、歩くだけで疲れる天候の中、作業をするのは体力的に大変だ。学校に行けていない子もいるはず。子どもたちはサンダル履きのため安全面でも衛生面でも問題がある。スモーキーマウンテンの近くに集落があり、訪問をさせていただいた。お母さんは専業主婦で子どもが2人。お父さんがスモーキーマウンテンで働き、生計をたてている。家の中はきちんと整理され写真が飾られ、気もちがよい。竹や木でできた家だ。子どもには学校でしっかり勉強して、お父さんとは別の仕事についてほしい。しかし、ゴミ山がなくなることは、お父さんの仕事がなくなることなので困るとも言っていた。お母さんの穏やかな表情からは、今ここにいる家族や生活のことを大切にして生きている様子が印象がうかがえた。

ホームステイ

ガスが来ていないので、まきで調理をし、シャワーがなくおけに水をためて水あび。エアコンはなく、庭では、にわとりが元気に走り回っている。そんなおうちに、日本人の女子2人と、アイリスという名前のフィリピン人の女子1人でホームステイさせていただいた。フィリピンに来るまでは、胃が弱い私は食事のことを1番心配していた。調子が悪くなりツアーの皆さんに迷惑をかけるのではないかと恐れていた。しかし、全くその心配はふきとび、多少違う味付けではあるが、ナナイ(お母さん)が作る食事はおいしく、元気が出た。それには自分も驚くほどだった。

2日目の夕方、アクテイビテイをおえて、ジャジャ(ステイ先の女の子)が迎えに来てくれて家に帰る途中、「今日はごちそうだ。」という話。かえってみると家は薄暗い。激しい雨のため停電だった。タタイ(お父さん)が修理をしているとのこと。テーブルにろうそくをたてて食事をした。鶏肉の入ったスープと、もう1つのおかずをご飯を混ぜながらおいしくいただいた。次の日の朝、アイリスが、朝食を食べながら、「昨日の鶏は、庭で生きていたのをナナイが調理してくれたんですよ」という話を、ナナイとしていて、びっくりしたとともに、そのもてなしてに自然に「サンキュウベリーマッチ ナナイ」という言葉がでてきた。

家に入る前は、正直、竹でできた家って大丈夫?と不安な気持ちだった。でも、それは、フィリピンの気候にあったすてきな建物だと、入って過ごしてみると心から思った。夜は蚊帳をかけて寝ると快適。外から見ているのと、入って過ごしてみるのとでは全く違う。たった2泊だったが、家庭に入れてもらい、お母さんお父さんの優しさ心遣いや、ジャジャと過ごした時間は一番の思い出になった。朝は明るくなったら鶏の声で目覚め、ゆっくり、家族を大切にしながら、自分たちのペースで生活している。自分自身の普段の生活を見直したい。

フィリピンにはホスピタリテイが大切という教えがあり、日本でいう「おもてなし」に当たるそうだ。ステイ先のみなさんは、本当にホスピタリテイにあふれていた。泊まらせていただいた家族の皆さんとのお別れ。お父さんは大工さんで仕事中。お父さんが修理中のおうちの家の前を通りお別れをした。エミリお母さんとも、ジャジャともまた会えるような気持ちでさよならをした。

ナムコン小学校訪問

ジャジャも通っているナムコン小学校を訪問させていただいた。今回お世話になっているLOOBの支援先でもある。まず、授業を参観させていただき、日本を紹介する内容の授業を6年の2クラスでさせてもらう予定。参観は算数を見せていただいた。割り切れない割り算の仕方の授業だった。九九を覚えてなくて困っている子、やり方がわからない子、困っていることは日本の児童と同じだ。

日本を紹介する授業では、7人で分担をしてダンス・クイズ・歌・しおりのプレゼントを取り入れた楽しいものになった。説明の足りないところは4人のフィリピン人キャンパーが助けてくれて心強かった。私たちのグループは漢字クイズをした。「この漢字はどういう意味でしょう。」と形から意味が推測できる字の意味を3択で出題した。最後に自分の名前を漢字で書いたしおりをプレゼントした。大切に持ってくれているのを見てうれしかった。

ナムコン小学校の先生方と一緒に昼食をいただいた。私は、英語がほとんどわからないが、時折訳してくれる話をきいて、先生の悩みは国が違っても同じだと感じた。しかし、経済的な問題や家庭の問題で欠席している児童がたくさんいるとのこと。日本とのちがいを感じた。しかし、教育がこの国を変えていく原動力になることは間違いないと深く感じた。

英語アクテイビテイ

学校は、土・日が休み。土曜日の午後LOOBが行うアクテイビテイがある。時間になると子どもたちが続々と集まってきた、大人の姿もちらほら。年齢は様々で小学校高学年くらいまでの子が30人くらい。英語でフィリピンの名所巡りということで始まったが、小さい子もいてなかなか集中する感じにはならない。しかし高学年の女の子たちはしっかりと学ぼうとがんばっていた。楽しい感じのまま終わりを迎え、おやつを食べて解散。ちょっと難しい内容だったけど、自分の国について知ることはとても大切なこと。LOOBの大切にしたいことも分かって、とってもよかったなと思った。

環境が違うところに身をおいた5日間のスタデイツアーは、様々なことを私に考えさせた。フィリピンのことをもっと知りたいと思ったり、家庭や・職場で自分ができることはなになのかを考える絶好の機会をもらった。一緒に行った皆さんやOKしてくれた家族に感謝の気持ちでいっぱいである。

Vol.2 はしもと先生

フィリピンに行く前は「どんな場所なんだろう」とたくさん想像していたけれど、いい意味でフィリピンのイメージが変わった。人々は温かかったし、平和的な空気が流れていた。実際に自分の目で見て感じることの大切さを感じた。また、フィリピンの文化や生活に飛び込んでみることでフィリピンの方との心の距離が縮まったように、振り返ると感じる。

また、自分が想像していたよりもはるかにフィリピン人キャンパーと深く関われたと思う。自分の家族のことや昔の経験のこと、将来の夢、フィリピンや日本の国が抱える問題なども話せた。キャンパーが心を開いて接してくれたことも嬉しかったし、本当に貴重な経験になった。思いを共有した人が日本を遠く離れた場所にいるということ、世界にも自分と同じように笑ったり悩んだり考えたりしている人がいるということは、とても心強いことだと思った。日本の子どもたち、もちろん大人たちにも私と同じような経験をたくさんしてほしい。そんな経験があれば、外国との文化や思想の違いに戸惑ったときに、乗り越えられる力になるのではないかと思った。

たくさんのことが初体験で印象的だったけれど、一番にフィリピンの子どもたちの笑顔が浮かんでくる。教師としてクラスの子どもたちをこんな笑顔にさせてあげられているだろうか……と考えてしまった。夢をもって学習したり、心を開ける友だちをつくったり、自然の中で満足するまで遊んだり、そんないきいきとした経験をもっと日本の子どもたちにもさせてあげたい。今回の経験を思い出すことで、自分が前向きに生きていくエネルギーにしていきたいと思う。

Vol.3 なかつじ先生

 教職につき、いろんな人々の生活や考え文化に触れていきたいと思うようになった。なぜなら、他者理解を深めるためには断片的な物だけみているのでは理解が深まらず、生活を見つめ自分の身にしみ込ませないと本当の理解にならないと思っているからである。  今回のホームステイも村の人々や子どもの生活に触れ理解を深めていきたいと思っていた。それがフィリピン渡航の最大の目的でもあった。しかし他者の生活に触れる際には肯定的に受け入れる必要があると考えている。

 ホストファミリーが紹介されて、これからどんな気持ちが自分の中にわいてくるのかとてもわくわくしていた。しかし、後にわくわく感が葛藤に変わった。自分の中で異文化を肯定的に受け入れようとしていたのにも関わらずにだ。

 まず初めの葛藤がベッドを共有することだ。思わず二人で一つなのかと聞き返してしまった。とても失礼な発言だと反省している。また、外にある井戸水で入浴をすることにも抵抗があった。壁のない所で水をかぶり、体を洗うのことにびっくりした。そして、たくさんのハエ。日本の生活になじみきった自分は少しのハエでも抵抗感があった。

でも、このような感覚で抵抗感が生まれるのは、日本を当たり前の視点で、ベッドや入浴そして食事をみているから抵抗感が生まれているのだと思う。このように視点を固定化せずに、いろんな角度から物事を見られるようになりたいと改めて思った。それが異文化生活を理解するまた尊敬する上で大切なことだと思った。

 フィリピンでは英語が通じることもあり、今回はコミュニケーションに関してあまり苦にはならなかった。しかし、言葉ができただけでは、あそこまでホームステイ先の家族や子どもに思い入れることができなかっただろう。子どもと豊かに関われたのには大きな理由があると思う。それはアガペー(キリスト教でいう無償の愛)だ。フィリピン人はホスピタリティー(歓待)という言葉で表現していたが、これはアガペーに通じるものだと思う。見返りも求めずに、他者に対して最大最高に振る舞うフィリピン人の思想にはカトリック(キリスト教)思想がとても影響しているのがわかる。

 マニラの人も同じくアガペーを感じさせる人たちであって、初めはなぜこんなに他人に尽くすのか、どこかに利益を求めていないのかと考えながら生活していた。そう考えながらも知らないうちに、フィリピンの人たちの関わりを通して、そのアガペーのやり取りが私にとってとても心地よくなり、自分も見返りを求めずに与えられる人間になりたいと思った。また、自分は何らかの見返りを求めながら行動していないのかと自分自身をふりかえらされた。

 そして、しらずしらずに、たった3日なのに自分の家のように大好きな家族になった。家族と別れるときは本当に辛かった。悲しかった。そしてとても愛おしい気持ちになった。子どもたちが自分の妹や弟のように、家族が自分の家族のように思えた。

 しかし、日本にとってはまれなことかもしれないが、この感覚はフィリピンの人にとっては当たり前なのかもしれない。隣の友達でも、肩書きは友達でも兄弟や家族のように結ばれているように思う。 この経験が今後の自分に大きく影響していくと思う。自分も見返りを求めずにアガペーを与えられる人間になりたいと強く思っている。